床タイル工事も着々と進み、内装工事も先が見えてきました。ゆっくりですが、一歩一歩進んでいます。
まあ、今はおそらく一生に一度しか味わえないクライアント気分を楽しむと同時に、クライアントの立場を経験できるチャンスだと思っています。

さて現場では、謎の格子が搬入されてきました。大きさは、大きい方が1.0x3.0ｍ小さい方は0.4x1.0m、厚みが40m/m、格子の大きさも40m/mです。
この格子は”FRPグレーチング”と言う資材です。

さてFRPとは何でしょうか？
FRPは、繊維強化プラスチックの略称で、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料です。Fiber Reinforced Plasticsの頭文字を取って、"FRP"ですね。

それではグレーチングとは何でしょうか？
グレーチングは、鋼材等を格子状に組んだ溝蓋のことです。

FRPグレーチングは、これに形状が似ているのでそのように呼ばれていますが、実際に溝の蓋に使われることはありません。それなりに強度があるので、内外装材で最近頻繁に使用されている建材なのですね。

このFRPグレーチングは現場でサイズ調整をしただけの段階。これから持ち帰って塗装してから設置となります。
さて問題です。このＦＲＰグレーチングはどこに使われるのでしょうか？答えは設置場所に取付けた時に紹介します！